年頭所感

新型コロナウイルス感染症が流行し始めてから、三年が経とうとしています。

テレビやラジオなどからは、
連日、コロナに関連するニュースが報道されていますが、
新規感染者数や重症者数、医療ひっ迫などを強調する、偏った報道がされています。

 

新規感染者の中で、
無症状者や軽症者の割合はどれくらいなのか?
ワクチンやマスクなどの効果は出ているのか?

国民が知りたい内容が伝えられず、何をもって収束としていくのか、
いまだに先がはっきりと見えてきません。

 

世の中と同様に、
人の身体に現れる症状にも変化が見られ、
施術をしていて、患者さんの身体の状態に違和感を感じることがあります。

 

自粛生活による運動不足(筋力低下)や、
コロナ疲れによる精神的ストレス、
ワクチン接種後や長期間のマスク着用による体調不良など、
これらが原因と思われる症状が増えているように思います。

持病や慢性症状が強く現れ、治療による改善効果が、
今までより現れにくくなっている方もいらっしゃいます。

 

戦後まもない頃までは、
十分な栄養が摂れないことによる、エネルギー不足から起こる症状の治療がメインでした。

経済成長によって飽食となった現代では、
飲食の不摂生やストレスが原因となる症状が多くなり、それにあわせて治療法も変化してきました。

そして、
ウィズコロナとなっていくこれからの時代では、
自律神経や免疫力を整えていくような、
新たな治療アプローチが必要となってきます。

 

人間には、
病気を防ぐ力と治す力が備わっており、
血流とリンパ流を促進させることで、自然治癒力を高めることが出来ます。

 

お身体のことでお悩みの症状があれば、どんなことでもご相談ください。

当院とご縁のあった皆さまの健康を、
全力でサポート出来るよう、
精一杯治療に取り組んでいきます。

本年もよろしくお願い致します。

院長 杉本憲一