足心療法

(足底経絡&三関節原理療法)
施術時間 45分 ~ 60分

「足は第2の心臓である」と言われているように、ふくらはぎや足裏の血行を良くすることはとても大切です。

全身の血流を良くするためには、心臓の働きだけでは不十分であり、「ミルキング・アクション」といって、ふくらはぎの筋肉が静脈を圧迫することによって(筋ポンプ)、心臓への血液の還流を促進させています。

 

中国古代の思想家である荘子の言葉で、「真人は踵(きびす)をもって呼吸する」とあり、胸(肺)での呼吸ではなく、足裏で行う「気の呼吸」の重要性を説いています。

足心(そくしん)とは足裏の中心点のことで、出典は江戸時代に白隠禅師が述べたものです。アーユルヴェーダ(インド医学)では、タラフリダヤ・マルマといわれており、また仏足跡にも足心が描かれていて、古代から重要視されていました。

 

足心療法は、「足裏」と「ふくらはぎ」にあるツボやトリガーポイントに対して重点的に指圧療法を行います。

長時間の座り仕事や運動不足などにより、血流(動脈・静脈)やリンパ流が悪くなり、足には老廃物(尿酸結晶など)が溜まりやすいのです。

この部位の硬いコリをほぐし、老廃物の排出を促すことで、冷えやむくみ、痛みなどの足部のトラブルを改善します。

 

三関節原理といって、「股関節・膝関節・足関節」の3つの関節は、それぞれが働きを補正し合い、連動して機能しています。

足裏とふくらはぎを治療することによって、足首の機能異常が改善し、膝関節や股関節の症状も改善することが出来ます。

 

この治療効果は足から全身へ波及していき、骨盤の歪みや腰痛、肩コリ、内臓の不調、自律神経の乱れなど、あらゆる症状に対して治療効果が期待出来ます。

 

☆こんな症状でお悩みの方
・足の冷えやむくみ、足がつりやすい
・踵(かかと)や土踏まず、外反母趾、アキレス腱などの痛み
・股関節や膝関節、足首などの痛み
・内臓や自律神経の不調
・血糖値や尿酸値が高めの方

※90分、120分の全身コースに組み込むことが出ます。
 
◇担当 杉本